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Symphonique for Pendulum

2016.11
振り子の動きに連動し、それに合わせて音が鳴る。スティーヴ・ライヒ的なキネティックアート

(動画では01:00から実際の作品の様子が見えます)

複数の振り子の運動に連動して音が生成されるインスタレーション作品。
長さのわずかに異なる振り子を同時に揺らすことで、それぞれの周期の差によって位相が徐々にずれていく。時間の経過とともに運動のパターンはゆっくりと変化し、波のような構造が崩れていき、再び最初の周期へ戻っていく。

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振り子の運動はセンサーによって検知され、そのタイミングに応じて音が発音される。複数の振り子が持つわずかな周期の差は、時間とともに音の位相のずれとして現れ、結果としてスティーヴ・ライヒ的なミニマルな構造が自然に生成される。音楽はあらかじめ決められた時間構成に従うのではなく、物理運動の進行に応じて立ち上がる。

この作品は藝大音楽学部の学生と三人で共同制作した。アイデアは三人で検討し、作品本体の構造設計と制作は僕が担当し、音楽構成と電子回路設計をそれぞれ残りのメンバーが担当した。

振り子は一定の法則に従って運動するが、完全に同じ周期を持つものは存在しない。その微小な差は時間とともに拡大し、整った配置はやがて崩れ、別の秩序へと移行していく。本作ではその過程を、視覚と聴覚の両方のレイヤーとして提示している。

その後も改良を重ねながら、複数の展示機会において発表を行った。

共同制作

Kurofune LAB.
Yuichi Yogo / Satoshi Suzuki

Kurofune LAB.というチーム名で、当時の藝大音楽学部の学生と共同制作を行っていた。

この作品にはいくつかのバリエーションが存在し、SICF 2017やSenju Labにて展示を行った。Senju Labは千住明先生による特別授業で、学科を横断した学生が集まり、コンサートや展示を複数回行った。

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制作風景

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参考

ハーバード大学の自然科学デモンストレーション実験の映像をきっかけとして制作を始めた。